
経済指標が発表された時に何か注意することや
相場がどのくらい動くのかも知りたいな。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
本記事の内容
・米国での重要な経済指標
・雇用統計発表後の相場の変化
上記にて、進めていきます。
経済発表時に損失を抑えて利益を多く伸ばしたいですよね?
そこで日本、米国の重要な経済指標を抑えて注意するポイントを頭に入れて、雇用統計発表時の相場も予想することで利益を伸ばしましょう。
本記事を読んで取引をして資産をコツコツ積み上げていきましょう。
それでは見ていきましょう。
そもそも経済指標とは?

経済指標とは、簡単にいうとそれぞれの国の経済状況を表したものです。
なので重要な経済指標が予想とギャップがあると相場に大きな影響が出るので良く見ておく必要があります。
利益を大きく狙うチャンスにもなり、損失を出すので注意が必要になってきます。
日本での重要な経済指標は?
経済指標の種類は結構ありましてその中でも重要なものとそのとき相場はどのくらい動いたのかも実際に見ていきましょう。
まずは日本での重要な経済指標は以下のとおり。
・消費者物価指数
日銀短観
まず日銀短観は「全国企業短期経済観測調査」の略称です。
簡単にいうと日本の企業1万社に「あなたの会社の状況はどうですか」と調査をしてその結果を4月、7月、10月、12月に発表するというものになります。
その判断指数としてDIというのが注目されます。
日銀の見解ではなく、企業の状況を表すものが日銀短観になります。
少しややこしいですよね、、、
1万社の企業データになるので日銀の金融政策判断材料になり重要ですし、
そのため株価や相場にも大きく影響を与えることになります。
先ほど出てきたDIについて深掘りしていきたいと思います。
DIは「良い」と「さほど良くない」、「悪い」の3段階で評価します。
その中でも「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を引いた数で0%が景気の分岐点となります。
簡単に表すとこんな感じですかね。

DI− 景気が悪いと円安につながる
になります。
消費者物価指数
その名のとおり消費者が購入するモノの物価を表しています。
見方しては基準時が100でそれより上がってるか下がってるかで判断します。
例としては、前年が100で1年後が103→物価が3%上昇してることになります。
アメリカの重要な経済指標とは?

アメリカの経済指標は、相場に大きな影響を与えるので世界中のトレーダーから注目をされています。
その中でも、特に重要な経済指標は以下のとおり。
・FOMC政策金利発表
・FRB議長議会証言
では、順番に見ていきましょう。
雇用統計
アメリカの雇用情勢を表すものになります。
雇用統計の結果次第では相場が1円以上も変動したりすることもあります。
発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
労働省労働統計局 | 毎月第一金曜 | 22:30 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
FOMC政策金利発表
アメリカの中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)が金融政策として政策金利を発表するものです。
政策金利の利上げ、利下げで相場に影響を与えますので注目度の高い経済指標になります。
発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
連邦公開市場委員会FOMC | 年8回 | 4:00 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
FRB議長議会証言
FRB議長の発言で相場が大きく動きこちらも注目度の高いものになります。
発表は事前に報道があるのでこちらも当日は注意して見ときましょう。
発表機関 | 発表時期 | 日本発表時間 | 重要度 |
米連邦準備制度理事会(FRB) | 2月、7月 | - | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
雇用統計発表後の相場の変化
実際に雇用統計発表後の相場がどのくらい動いたのか見てみましょう。
それがこちらです。

上記のように発表後は相場が動く感じですね。
注意する点としては、以下です。
・雇用統計の結果が悪い→ドルが売られやすくなる
といった感じで結構上昇してますね。

決まった方向に必ず相場が動くといったことではないのと、人の感情が相場に表れているということを覚えておきましょう。
経済指標の注意点

経済指標の発表時は相場が動く大きな要因になります。
大きなトレードチャンスでもあると同時に初心者はトレードをしないというのも一つの手であり賢明な判断です。
なぜなら相場が予想とは逆に動く可能性もあるので損切りができなければ損失を大きく出すからです。
まず初心者は自分のトレードを確立させて取引に慣れていきましょう。
まとめ:雇用統計直後の取引は慎重に!

今回は、重要な経済指標と雇用統計発表直後の相場がどのくらい動くのかというテーマでお話ししてきました。
予想と実際のギャップがどうなるかを注目してみるようにしましょう。
慣れないうちは取引せずに相場の動きをみてデータを取るのもいいかもしれません。
今回は、以上です。